LステップとUTAGEの違いは?講座事業での選び方を5つの判断軸で比較

自動化

この記事のまとめ

  • LステップはLINE配信に特化したツール、UTAGEは講座販売まで含めた統合型ツール
  • 講座を売って会員サイトまで持つならUTAGE、LINE配信を細かく作り込むならLステップが基本の分かれ目
  • 検索で出てくる比較記事の多くは、どちらかの構築代行や紹介報酬を持つ立場から書かれている
  • ツールを入れれば売れるようになるわけではない。売れない原因の大半はツールの外側にある
  • 月額を払う前に、自分の講座の単価と成約数から回収できるかを計算する

「LステップとUTAGE、どっちがいいんですか」
この質問は本当によく受けます。

調べようとすると、どちらかを絶賛する記事ばかり出てきます。
読んでいるうちに、何だか売り込まれている気分になってくる。
そう感じたことがある方は、感覚として正しいです。
検索上位に並ぶ記事の多くは、構築代行業者か、紹介報酬を得る立場の人が書いています。

アウメンタはどちらのツールも販売していませんし、紹介報酬も受け取っていません。
クライアントの状況に応じて、必要なほうを使っているだけです。
その立場から、実務的な選び方を書きます。

この記事は、講座・スクール・コーチングを運営していて、ツールの導入を検討している方に向けて書いています。ツールの全機能を網羅する記事ではありません。判断に必要な違いだけを書きます。

りょー|株式会社アウメンタ代表

りょー

この記事を書いた人

株式会社アウメンタ(Aumenta)代表。
無形商材スクール・コーチング事業者に特化した集客マーケ支援を提供。
支援実績14社以上、平均ROAS 709%、累計広告経由売上1.4億円超。
個人でもYouTubeチャンネルを6ヶ月で登録者20万人に成長させた実績を持つ。

広告・LP・LINEの導線を一気通貫で設計し、スクール事業者の集客を仕組み化するのが専門です。

LステップとUTAGEは、そもそも役割が違う

比較の前に、この2つが同じカテゴリのツールではないことを押さえてください。

Lステップ UTAGE
得意なこと LINE公式アカウントの機能拡張 講座ビジネスに必要な機能を一式まとめる
主な機能 ステップ配信、セグメント配信、分岐、リッチメニュー、流入経路分析 ステップ配信に加えて、LP作成、決済、会員サイト、動画配信、自動ウェビナー
会員サイト 持てない(外部サービスへ案内する) システム内に作れる
向いている人 LINE配信を細かく設計したい 集客から販売・受講管理までを1つにまとめたい

ざっくり言うと、LステップはLINEの専門ツール、UTAGEは講座ビジネスの統合ツールです。
比べる軸が違うので、「どちらが優れているか」という問いはあまり意味がありません。

どちらを選ぶかの判断基準

迷ったときは、次の5つを上から順に確認してください。1つ目と2つ目でほぼ決まります。

# 判断軸 UTAGE寄り Lステップ寄り
1 購入後に動画を見せる会員サイトが要るか 要る 要らない/既にある
2 決済・LP・配信を1つにまとめたいか まとめたい 個別のままでよい
3 LINE配信をどこまで作り込むか 基本の配信で足りる 属性・行動で細かく分岐させたい
4 自動ウェビナーで説明会を回すか 回したい 使わない
5 月額+初期費を単価×成約数で回収できるか 回収できないなら、どちらも入れない

5つ目だけは性質が違います。1〜4でツールが決まっても、回収計算が合わなければ導入しないという判断になります。

UTAGEが向いているケース

  • オンライン講座を販売していて、購入後に動画を見せる場所が必要
  • LP・決済・会員サイトを別々のサービスで契約していて、管理が煩雑になっている
  • 自動ウェビナーを使って説明会を回したい

特に、購入後の受講環境まで含めて1つにまとめたい場合はUTAGEが素直です。
Lステップだと、決済は別、動画は別、会員サイトも別、という構成になります。

Lステップが向いているケース

  • LINEでの配信設計を細かくやりたい(属性で分ける、行動で分岐させる)
  • どの広告から登録した人がどう動いたかを追いたい
  • すでに販売や受講の仕組みは別で持っている

LINE配信の作り込みという一点では、Lステップのほうが細かい制御ができます。

「どちらか一方でないといけない」わけではありません。実務では、UTAGEで販売と受講管理を回しつつ、LINE側はLステップで作り込むという併用も普通にあります。ただし両方の月額がかかるので、回収できるかは要計算です。

\ ツールを入れる前に、そもそも何が原因で売れていないのかを確かめる /

導入前に、導線のどこが詰まっているかを診断します

広告・LP・LINEのどこで落ちているかを外から整理します。

集客導線を診断する

ツールを入れても売れるようにはならない

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。

「LINE登録は増えたのに売上が増えない」という相談を、僕は何度も受けてきました。
この状態でツールを入れ替えても、まず改善しません。
登録から購入までのあいだで何を伝えるかが決まっていないことが原因だからです。

ツールは、決めた内容を自動で届けるための仕組みです。
届ける中身が決まっていなければ、自動化しても届くものがありません。

実際、支援した案件では、ツールを変えずに配信の中身と順番を組み直しただけで、個別相談からの成約率が42.3%になったケースがあります。
触ったのはシナリオであって、ツールではありません。

Lステップも宴もどちらもCRMといって顧客管理を行うものなので、このツールを入れたからといって集客ができるというわけではなくて、集客の次のステップの管理という部分、そこからのセールスですので、集客の良し悪しによってセールスの良し悪しも変わるってことを念頭に置いていないといけません。

費用を回収できるかを先に計算する

どちらのツールも月額がかかります。
さらに、構築を外注すると初期費用が別途発生します。
相場としては数十万円から、規模によっては200万円を超えることもあります。

判断はシンプルです。
講座の単価と、ツール導入で増える見込みの成約数を掛けて、費用を上回るかどうか。

たとえば単価30万円の講座なら、年間で数件多く売れれば回収できます。
一方、単価が数万円の商品で高額な構築を入れると、回収に時間がかかります。
単価が低いうちは、まず手作業で回して、型が決まってから自動化するほうが安全です。

まとめ

LステップとUTAGEの選び方について、整理します。

  • LステップはLINE配信の専門ツール、UTAGEは講座ビジネスの統合ツール。役割が違う
  • 販売・決済・会員サイトまでまとめたいならUTAGE
  • LINE配信の作り込みと流入経路の分析を重視するならLステップ
  • 併用も可能だが、両方の月額がかかるので回収計算は必須
  • ツールを入れても、配信の中身が決まっていなければ売れない
  • 単価が低いうちは手作業で回し、型ができてから自動化する

もし今「登録は増えているのに売れない」状態なら、ツールの検討より先に、登録後に何を送っているかを見直してください。
そこを直さないまま導入すると、月額だけが増えます。

りょー|株式会社アウメンタ代表

りょー

この記事の執筆・監修

株式会社アウメンタ(Aumenta)代表。
無形商材スクール・コーチング事業者に特化した集客マーケ支援を提供。
支援実績14社以上、平均ROAS 709%、累計広告経由売上1.4億円超。

記事内の実績データは2024年〜2026年の支援実績に基づきます。
当サイトのコンテンツは、一次情報と実務経験に基づき制作しています。

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