この記事のまとめ
- Lステップ公式ブログの目安では、構築の外注費は正規代理店で50万円〜、一般業者・フリーランスで30万〜150万円
- 見積もりの金額は、シナリオの本数、分岐の多さ、タグ設計、広告との連携で大きく変わる
- 構築後もLステップの月額(公式:スタート5,000円〜プロ32,780円/税込)とLINE公式アカウントの利用料がかかる
- 高いか安いかは金額だけでは決まらない。講座が何件売れれば回収できるかで判断する
- 構築費をかける前に、LPからLINEに登録されているかを先に確かめる
「Lステップの構築、見積もりを取ったら思っていたより高かった」
講座やスクールの事業者から、こういう相談を受けることがあります。
構築費用を調べると、出てくる記事の多くはLステップの構築を請け負う会社が書いたものです。
もちろん参考になりますが、「その金額を払って、自分の講座で回収できるのか」までは書かれていないことがほとんどです。
アウメンタは、LINEの構築だけを請け負うのではなく、広告・LP・LINEをまとめて見る支援をしています。
その立場から、構築費の考え方と、講座の単価から回収ラインを出す方法を書きます。
料金や相場は2026年9月時点で公式サイト・公式ブログに掲載されている内容です。改定されることがあるため、契約前には必ず最新の情報をご確認ください。
Lステップの構築費用の相場はいくら?
Lステップ公式ブログでは、構築を外注したときの費用の目安を次のように紹介しています。
| 依頼内容 | 正規代理店 | 一般業者・フリーランス |
|---|---|---|
| 設計・構築のみ | 50万円〜 | 30万〜150万円 |
| 設計・構築+運用サポート | 構築費用+月10万円〜 | 構築費用+月数万円〜 |
出典:Lステップ公式ブログ「Lステップ構築の費用相場」(LINE公式アカウントとLステップの利用料金は別途)
幅が広いのは、同じ「構築」でも作るものの中身がまったく違うからです。
次の章で、金額が何で決まるのかを見ていきます。
見積もりの金額は何で決まる?

見積もりを比べるときは、総額より先に「何が含まれているか」をそろえてください。
金額に大きく影響するのは、主に次の項目です。
- ステップ配信のシナリオの本数と、1本あたりの配信通数
- 回答や行動によって配信を分ける分岐の数
- 登録経路や興味を記録するタグの設計
- リッチメニュー、診断コンテンツ、予約機能などの有無
- 配信文の作成まで含むか、構築だけか
- 広告やLPとの連携(どの広告から登録したかを計測するか)
特に見落としやすいのが、配信文を誰が書くかです。
構築だけを依頼して文章は自分で用意する場合と、文章まで任せる場合では、金額も完成までの期間も変わります。
構築した後、毎月いくらかかる?

構築費とは別に、毎月かかる費用があります。
Lステップの公式サイトに掲載されているプランは次のとおりです。
| プラン | 月額(税込) | 配信通数の目安 |
|---|---|---|
| フリー | 0円 | 200通まで |
| スタート | 5,000円 | 5,000通まで |
| スタンダード | 21,780円 | 30,000通まで |
| プロ | 32,780円 | 50,000通まで |
このほかに、LINE公式アカウントの利用料が別途かかります。
LINEヤフーの公式サイトでは、コミュニケーションプラン(0円・200通)、ライトプラン(月5,000円・税別・5,000通)、スタンダードプラン(月15,000円・税別・30,000通)が案内されています。
LINE公式アカウントの追加メッセージ料金は2026年10月1日に改定予定と告知されているため、配信数が多い場合は最新の料金を確認してください。
運用サポートまで外注する場合は、ここに毎月の委託費が加わります。
つまり比べるべきなのは、構築費だけではなく「構築費+12か月分の月額」です。
講座の単価から、何件売れれば構築費を回収できる?

高いか安いかを判断する一番シンプルな方法は、回収に必要な成約件数を出すことです。
回収に必要な件数 =(構築費 + 12か月分の月額費用)÷ 講座1件あたりの粗利
実際に公開されている講座の価格帯(14.8万〜69.3万円)を参考に、粗利率を7割と仮定して計算してみます。
構築費は80万円、月額費用はLステップのスタンダード(21,780円)とLINE公式アカウントのスタンダード(16,500円)で税込月38,280円(年459,360円)として、1年間の合計を約126万円とします。
| 講座の単価 | 1件あたりの粗利(7割) | 1年で回収に必要な成約件数 |
|---|---|---|
| 14.8万円 | 約10.4万円 | 約13件 |
| 38万円 | 約26.6万円 | 約5件 |
| 69万円 | 約48.3万円 | 約3件 |
単価が高い講座なら、年に数件の成約で回収できます。
一方、単価が低い商品だと、同じ構築費でも回収に必要な件数が一気に増えます。
単価が低いうちは、まず手作業や無料プランで型を作り、成約の流れが見えてから構築に投資するほうが安全です。
構築費をかける前に、LPからLINEに登録されているか?

Lステップは、登録してくれた人に何をどう届けるかを細かく設計するためのツールです。
そもそもLINEに登録されていなければ、どれだけ作り込んでも届く相手がいません。
支援した語学スクール(D社)では、最初の課題は「LPからの離脱が多く、LINE登録につながらない」ことでした。
LPとLINE導線を組み直した結果、LINE登録率78.8%、LP改善後のCVRは3.2倍、CPAは47%改善しています。
ここで効いたのは、ツールの機能ではなく、LPからLINEに登録してもらう流れの設計でした。
見積もりを取る前に、今のLPを見た人のうち何割がLINEに登録しているかを確認してください。
この数字が分からない、または低い場合は、構築より先にLPと登録の導線を直すほうが回収は早くなります。
見積もりを取るときに確認したい項目は?

- シナリオの本数、分岐、タグ設計など、見積もりに含まれる作業の一覧
- 配信文の作成が含まれるかどうか
- 構築後の修正は何回まで、いつまで対応してもらえるか
- 運用サポートの有無と、月額で何をしてもらえるか
- 登録率や成約率など、構築後にどの数字を一緒に見ていくか
- Lステップのプランや、LINE公式アカウントの料金を誰が契約・負担するか
最後の「どの数字を見ていくか」が決まっていない見積もりは、作って終わりになりがちです。
構築は目的ではなく、登録から成約までの数字を良くするための手段だからです。
まとめ
- Lステップ公式ブログの目安では、構築費は正規代理店で50万円〜、一般業者・フリーランスで30万〜150万円
- 金額はシナリオ本数、分岐、タグ設計、配信文の作成範囲、広告との連携で変わる
- 構築後はLステップの月額とLINE公式アカウントの利用料がかかる。構築費+12か月分で比べる
- 高いか安いかは、講座の単価から回収に必要な成約件数を出して判断する
- 構築費をかける前に、LPからLINEに登録されているかを確認する
見積もりの金額に迷ったら、まず自分の講座の単価で回収件数を計算してみてください。
その件数が現実的かどうかで、今投資すべきかが見えてきます。



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