この記事のまとめ
- 2026年9月7日から、スクール事業者向けのメール営業を続けている。リストは270社、送ったのは約167通
- 返信があって商談になったのは2社。見送りになったのも2社
- 送るのは1日20通・平日のみ。土日はリストを集める日にしている
- 見送りの理由は「すでに他社が入っている」「今はタイミングではない」の2つ
- 3週間でいちばん効いたのは、文面の言い回しではなく送る前に相手のページを見ること
集客の支援をしている会社が、自分の集客をどうしているのか。
聞かれることが増えてきたので、数字のまま書いておきます。
りょーは2026年9月7日から、スクールや講座をやっている事業者さんへメールを送り続けています。
うまくいった話ではありません。
ただ、同じように自分で集客をしている人にとっては、盛られた成功例より使える情報かもしれないと思ったので、3週間ぶんをそのまま残します。
270社のリストに、約167通(9月7日〜)
まず、やっていることを数字で置きます。
| 項目 | 数 |
|---|---|
| 営業リストに入っている会社 | 270社 |
| 実際に送ったメール | 約167通 |
| 開始日 | 2026年9月7日 |
| 1日に送る数 | 20通(平日のみ) |
| 土日 | 送らない。リストを集める日にしている |
1日20通という数には、大した根拠はありません。
最初に「1日100通送ろう」と考えたのですが、そうすると1通あたりにかけられる時間が数十秒になる。
それだと結局テンプレートを貼り付けるだけになって、送っている意味がなくなってしまいます。
今は1通ごとに相手のページを開いて、書き出しの2〜3行を変えています。
その作業を含めて、無理なく毎日続けられるのが20通でした。
平日だけにしているのも同じ理由で、土日まで送ると翌週のリストが枯れるんですよね。
送る数を決めるより先に、「送る前に1社あたり何分かけるか」を決めたほうが続きます。その時間から逆算すると、1日に送れる数は自動的に決まります。
返ってきたのは何通か

約167通を送って、返信があって商談まで進んだのは2社です。
1社はこちらのメールへの返信から、もう1社は自社サイトの問い合わせフォーム経由でした。
この「フォームから来た1社」は、少し補足が要ります。
メールを送った相手がその場では返信せず、あとから会社名で検索してサイトに来て、そこから問い合わせてくれたという流れでした。
つまり返信ボタンを押した人の数だけを数えると、実際に届いた数を取りこぼすということです。
ここで「返信率は何%でした」と書きたくなるのですが、それはやめておきます。
分母を送信数にするのか、届いた数にするのか、フォーム経由を入れるのかで数字が変わってしまうからです。
定義があいまいなまま率にすると、あとから自分でも比べられなくなる。
なので、当面は「何通送って、何社と話せたか」の実数だけを記録していくことにしました。
正直に言えば、2社という数字を見たときは少し落ち込みました。
ただ、3週間前までは商談がゼロだったわけです。
そこから2件カレンダーに入ったという意味では、動いたほうだと思っています。
断られた理由

見送りになったのも2社あります。
理由は次の2つでした。
1. すでに他社が入っている
集客の支援をお願いしている会社が、すでにいるというケース。
これはこちらの文面が悪かったわけではなく、順番の問題です。
困っている人ほど、こちらが声をかける前にどこかへ相談している。
当たり前の話なのですが、実際に返信をもらって初めて実感しました。
ここで「うちのほうがいいですよ」と押すつもりはありません。
乗り換えを迫って始まる関係は、だいたい長く続かないので。
状況が変わったときに思い出してもらえれば十分だと考えています。
2. 今はタイミングではない
興味はあるけれど、今期は動けないというケース。
講座やスクールには募集の時期があるので、そこを外すと検討そのものが止まります。
逆に言えば、送る時期を相手の募集サイクルに合わせるだけで反応は変わるはずで、ここはまだ改善できていない部分です。
どちらの会社も、丁寧に理由を書いて返してくださいました。
断りの返信は、こちらにとっていちばん情報量が多い。
何も返ってこないメールが大半なので、理由つきで返ってくることのありがたさは、やってみて初めて分かりました。
なぜメールなのか
集客支援の会社なんだから、まず自分で広告を出せばいいのでは。
そう思われるかもしれません。
実際、現時点でアウメンタは自社の広告を出していないです。
理由は優先順位です。
今いちばん必要なのは、商談を途切れさせないこと。
広告で問い合わせを作る仕組みは、動き出すまでに時間もお金もかかります。
一方、メールは今日送れば今週返事が来る可能性がある。
それともうひとつ、メールを送るためにリストを作る過程で、相手のLPや広告を1社ずつ見ることになります。
これがそのまま市場のリサーチになっているんですよね。
観察してきたことをまとめた「スクール事業者の集客方法を調べて分かったこと」も、この作業の副産物です。
広告をやらないと決めたわけではありません。
順番として、自分で会話を作るほうが先だと判断しただけです。
3週間でわかったこと

数字以外で残ったことを3つ書きます。
リストの作り方で、送る前に半分決まる
リストは、広告ライブラリを見て作っています。
今まさに広告を出している事業者は、集客にお金と手間をかけている最中だからです。
名簿を買ってきて全員に送るより、母数が小さくても状況が近い相手に送るほうが会話になる。
これは3週間で一番はっきりした感触でした。
文面より、相手の状況
最初の1週間は、件名や言い回しを何パターンも作って試していました。
正直、そこで差はほとんど出ていません。
差が出たのは、相手のLPを見てから書いた「今こうなっていますよね」の1行があるかどうかでした。
ただしこれは、事実確認をサボると一発で逆効果になります。
広告の画像に書いてある文字だけを見て「こういうサービスですよね」と決めつけて書き、実際は違っていた、ということが一度ありました。
以来、断定はせず「拝見した範囲では」と前置きするようにしています。
送る前に相手のページを見る
結局これに尽きます。
時間はかかりますが、見ないで送ったメールは返ってこない。
自分がクライアントに「広告の前にLPを見ましょう」と言っていることを、自分の営業でもやっているだけとも言えます。
見るといっても、細かく分析するわけではありません。
トップページと申込ページを開いて、何を売っているのか、誰に向けているのか、申し込みはどこから入るのかを確認する。
それだけで、書き出しの1行は変わります。
逆に言うと、ここを飛ばして書いた文章は、どの会社に送っても成立してしまう内容になる。
どの会社にも送れる文章は、どの会社にも刺さらないんですよね。
これは自分が受け取る側に回ってみると、よく分かります。
アウメンタにも営業メールは届きますが、開いて最後まで読むのは、うちのサイトを見たうえで書かれていると分かるものだけです。
同じことを、自分も相手にやられているだけという話でした。
集客の手段を何から始めるかという話は「講座・スクールの集客方法は何から手をつけるか」にもまとめていますが、順番の考え方は自社でも同じでした。
この記録を続ける理由
集客を支援している会社が、自分の集客の数字を出さないのは変だと思っています。
支援先の実績は出せます。
ただ、それは相手の事業の数字であって、こちらが今どう動いているかとは別の話。
「どんな会社なのか」を判断する材料としては、うまくいっていない途中経過のほうが正直だろうと考えました。
もうひとつ、自分のためでもあります。
公開すると決めた瞬間に、数字をごまかせなくなる。
2社を「複数社と商談」と書きたくなる気持ちは正直あるのですが、そう書いた瞬間に自分でも現在地が分からなくなります。
なお、この3週間で社内の目標も1つ変えました。
もともと「30件ヒアリングする」という数え方をしていたのですが、実際に動いてみると、ヒアリングと商談の線引きが曖昧で数えにくい。
今は商談の実施件数だけを数えるようにしています。
数えられない目標は、達成も未達も判定できないので。
アウメンタが何をしている会社なのかは「なぜ広告だけでなく導線全体を見るのか」に書いています。
来月も、同じ形式で数字を更新するつもりです。
まとめ
- 2026年9月7日から、270社のリストに約167通のメールを送った
- 商談になったのは2社、見送りになったのも2社
- 1日20通・平日のみ。土日はリストを作る日にしている
- 見送りの理由は「すでに他社が入っている」「今はタイミングではない」
- 効いたのは文面の言い回しではなく、送る前に相手のページを見ること
- 率ではなく実数で記録している。分母の定義があいまいなまま率にすると比べられなくなるため
自分で集客をしている人ほど、他社の途中経過は見る機会がないと思います。
うまくいったかどうかは、もう少し続けてから書きます。
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その場で提案も金額も出しません。面談のあとに、聞いた数字を1枚にまとめてお返しします。



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