この記事のまとめ
- 英会話教室の集客は、子ども向けか大人向けかで、体験を申し込むまでに迷うポイントが違う
- 子ども向けは保護者が「続けられるか・送迎や時間帯は合うか」を、大人向けは本人が「続けられるか・目的に合うか」を見ている
- 対面とオンラインを両方用意しているなら、LPでは選び方を先に示す
- 体験レッスンの予約の前にLINEを挟むと、すぐ決めない人との接点を残せる
- 支援した語学スクールでは、LPとLINE導線を組み直してLINE登録率78.8%、CPAは47%改善した
「チラシもポータルサイトも出しているのに、体験レッスンの予約が増えない」
英会話教室を運営している方から、こういう相談を受けることがあります。
英会話教室の集客方法を調べると、チラシ、ポータルサイト、SNS、Web広告と、手段の一覧がたくさん出てきます。
ただ、英会話教室の場合は、手段を選ぶ前に分けて考えたほうがいいことがあります。
子ども向けなのか、大人向けなのかです。
この記事は、英会話教室・語学スクールを運営している側の方に向けて書いています。英会話を習いたい方向けの教室選びの記事ではありません。
英会話教室の集客は、子ども向けと大人向けで何が違う?

同じ英会話教室でも、申込を決める人と、その人が気にしていることが違います。
| 子ども向け | 大人向け | |
|---|---|---|
| 申込を決める人 | 主に保護者 | 受講する本人 |
| 気にしていること | 子どもが楽しく続けられるか、送迎や曜日・時間帯が合うか | 仕事と両立して続けられるか、目的(仕事・旅行・試験など)に合うか |
| 比べる相手 | 近隣の教室、ほかの習い事 | オンライン英会話、独学、ほかのスクール |
| 体験で確かめたいこと | 子どもの反応、先生との相性、教室の雰囲気 | レベルに合うか、話す時間がどれくらいあるか |
子ども向けと大人向けを1つのページで同じように案内すると、どちらにも刺さりにくくなります。
両方を扱っている教室なら、入口の段階で「お子さま向け」「大人向け」に分けて、それぞれの不安に答えるページや案内を用意するのがおすすめです。
英会話教室で使われる集客方法は、それぞれ何に向いている?

| 集客方法 | 向いている場面 | 注意点 |
|---|---|---|
| Googleビジネスプロフィール | 「地域名+英会話」で探している人に見つけてもらう | 写真・レッスン内容・口コミを埋めておかないと選ばれにくい |
| チラシ・ポスティング | 教室の近くに住む子育て世帯に知ってもらう | 届け先の層がずれると枚数を増やしても反応しない |
| ポータルサイト | 複数の教室を比べている人に見つけてもらう | 比較の軸が月謝や立地になりやすい |
| 教室の雰囲気や先生の人柄を伝える | 投稿だけでは予約につながりにくい。予約までの導線が要る | |
| Web広告 | 短期間で体験予約を増やす | LPと予約の導線が整っていないと費用がかさむ |
どの方法にも向き不向きがあり、全部をやる必要はありません。
媒体ごとの比較は「教室の宣伝方法」の記事で詳しくまとめています。
英会話教室で大事なのは、どの媒体から来た人にも、子ども向け・大人向けの入口がすぐ見つかるようにしておくことです。
対面とオンラインの両方があるとき、LPでどう伝える?

対面とオンラインの両方を用意している教室もあります。
選択肢があるのは強みですが、伝え方を間違えると「どちらを選べばいいか分からない」という迷いを生みます。
- 違いを並べる前に、どんな人にどちらが向いているかを先に書く(例:送迎が難しい、平日夜しか時間がない、など)
- 料金や回数の違いは表で比べられるようにする
- 体験レッスンはどちらで受けられるのか、途中で切り替えられるのかを明記する
- 申込ボタンは「対面」「オンライン」で分けるか、申込後に選べるようにする
読み手が自分で選べる状態をつくってから、体験の予約に進んでもらうことが、迷いによる離脱を減らします。
体験レッスンを予約する前にLINEを挟むと、何が変わる?
英会話教室を探している人が、最初にページを見たその場で予約するとは限りません。
特に子ども向けは、家族と相談してから決めることがよくあります。
LPから予約フォームにしか進めない設計だと、「あとで考えよう」と思った人との接点がそこで切れます。
そこで、体験予約の前にLINE登録の入口を置きます。
登録した人には、教室の雰囲気が分かる情報や、よくある不安への答え、体験レッスンの流れを順番に届け、準備ができたタイミングで予約してもらう形です。
支援した語学スクール(D社)は、LPからの離脱が多く、LINE登録につながらないことが課題でした。
LPとLINE導線を組み直した結果、LINE登録率78.8%、LP改善後のCVRは3.2倍、CPAは47%改善しています。
D社は語学スクールの事例で、英会話教室そのものの事例ではありません。教室の形態や対象年齢によって数字は変わるため、目安としてご覧ください。
体験に来た人が入会を決めるまでに、何を用意する?

体験レッスンに来てもらえても、そこで入会が決まるとは限りません。
入会の判断は、体験の前にどんな期待を持って来たかで大きく変わります。
- 体験の前に、当日の流れと所要時間、持ち物を伝えておく
- 子ども向けなら、保護者が見学できるか、どんな声かけをすればいいかを伝えておく
- 大人向けなら、レベルの確認方法と、どれくらい話す時間があるかを伝えておく
- 体験の後に、入会までの流れと費用の総額、続けられなかったときの扱いを渡す
体験レッスンからの入会率の目安や、数字の見方は「体験レッスンの入会率は何%が普通?」の記事で詳しく解説しています。
まとめ
- 英会話教室の集客は、子ども向けか大人向けかで、申込を決める人と気にしていることが違う
- 両方を扱う教室は、入口の段階で子ども向け・大人向けを分けて案内する
- 集客方法は全部やらなくていい。どこから来た人にも入口が見つかるようにする
- 対面とオンラインがあるなら、選び方を先に示してから予約に進んでもらう
- 体験予約の前にLINEを挟むと、すぐ決めない人との接点を残せる
- 体験の前後に、期待をそろえる情報と、入会を判断する材料を渡す
まずは今の教室のページを開いて、子ども向けと大人向けの入口が分かれているかを確認してみてください。
そこが分かれていなければ、媒体を増やす前に直す価値があります。



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